SFL 2025 ディビジョンS 第7節(10.28) 試合結果速報
名古屋NTPOJA vs FAV

先鋒戦はFAVの藤村が新キャラC.ヴァイパーを選択し、名古屋の大谷のケンと対戦しました。SFLの舞台でヴァイパーがプレイされるのは今回が初めてとあって注目が集まります。1セット目は藤村のヴァイパーが大谷を圧倒し、視聴者を大いに沸かせました。
このまま藤村の流れかと思われた2セット目、大谷は冷静にヴァイパーの弱点を突き続けます。2セット目を奪うと勢いそのままに3セット目も制し、実装間もないヴァイパー相手でも翻弄されることなく、ケンの強みを押し付け続けた大谷が逆転勝利を収めました。
中堅戦はMR1位を誇るFAVのもけと、名古屋のもっちーが対戦しました。春麗と豪鬼の組み合わせは立ち回りこそ春麗有利ですが、一度近づけば豪鬼が強みを発揮します。もっちーはじりじりともけとの距離を詰め、もけの技が空振りすれば差し返しを決めるなど圧巻の立ち回りを披露しました。
春麗戦を苦にしないプレイングでもけを相手に2連勝を決め、名古屋は20点確定のロケットスタートを切ることに成功しました。
大将戦は自らをFAVの大黒柱と称するりゅうきちと、名古屋のリーダー・KEI.Bの一戦となりました。舞のミラーマッチとなった試合はKEI.Bのスキルが光る展開に。花蝶扇を軸に近づこうとするりゅうきちに対してジャストパリィを決めまくり、逆にダメージを奪い続けます。
攻め手を欠いたりゅうきちに対して今度はKEI.Bが攻勢に出ました。りゅうきちはKEI.Bの攻めに耐え切れず敗北を重ねていきます。最後までKEI.Bペースが揺らぐことなく3連勝で大将戦を制し、名古屋はシーズン佳境で大きな40点を獲得する大戦果を挙げました。
CR vs SS熊本

先鋒戦はcosaのリュウにCRのボンちゃんのサガットが挑みました。リュウvsサガットというストリートファイター伝統の組み合わせとなった試合は、お互いどっしりとした構えでじりじりとした試合運びが続きます。近づくまではお互い様子を見合い、一度戦いが始まればどちらかが倒れるまで殴り合うような展開となりました。
フルセットフルラウンドに突入した熱戦は最後、バーンアウト状態となったボンちゃんをcosaが冷静に画面端に追い込み、ボンちゃんの自爆を誘発。最大ダメージを叩き込み2-1でcosaが勝利しました。
中堅戦はこばやんのザンギエフにどぐらのエレナが対峙しました。エレナは長いリーチを生かして近距離特化のザンギエフに立ち回りで有利を取ります。しかし、一度近づけばザンギエフのターンが続いてしまうという組み合わせです。
一進一退の攻防が続き、勝負は第3セットへ。ここではどぐらのエレナの立ち回りが光り、こばやんのザンギエフを得意の間合いに入れることなく試合の主導権を握りました。そのままこばやんのザンギエフを押し切ったどぐらが2-1で勝利しました。
大将戦、SS熊本はまちゃぼーがリュウを、CRはかずのこがヴァイパーを選択しました。配信でもヴァイパーをやり込んでいたかずのこがあれよあれよと2連勝。まちゃぼーがヴァイパーに対応しきる前に倒し切るプランが奏功します。しかし、まちゃぼーがヴァイパーの動きに慣れてくるとここから2連勝を返し、スコアは2-2で最終第5セットへ。
最終セットはどちらが勝ってもおかしくない展開になったものの、最終的にバーンアウトになったまちゃぼーが万事休す。かずのこのバーニングキックによってKOされ、CRが30点を獲得する結果となりました。
CAG vs G8S

先鋒戦、G8S・カワノvsCAG・高木の対戦となりました。今回カワノが選んだのはメインの豪鬼ではなくヴァイパー。今節は全組み合わせでヴァイパーがピックされることになりました。高木はSFLでブレイク中の期待の若手プレイヤーで、メインのブランカでカワノと正面からぶつかり合います。
試合はメインキャラをプレイしている高木ペースで進みました。ヴァイパーは実装されて間もないキャラであり、カワノと言えどぎこちないプレイが見え隠れします。高木がカワノのヴァイパーをきっちり仕留め、CAGが幸先の良いスタートを切りました。
中堅戦はG8Sのリーダー・ガチくんとCAGのリーダー・フェンリっちの対決となりました。若手が目の前でいい試合を見せたことにより発破をかけられたのか、フェンリっちの動きが冴え渡ります。
ガチくんのラシード相手にアグレッシブなプレイスタイルで臨み、序盤から前ジャンプやスライディングで果敢に攻め続けました。ガチくんの受けの強さをブランカの機動力で崩し切り、2-0で快勝。チームにさらに勢いをもたらしました。
大将戦、直近のWWでも優勝し今最強の呼び声が高いG8Sのさはら.と、CAGのえいたが対戦しました。エドvs豪鬼というお馴染みの組み合わせとなった試合は、さはら.が開幕2連勝でえいたを追い込みます。しかし、えいたもベテランとしての意地を見せ2連勝をやり返し、試合はフルセットフルラウンドまでもつれ込みました。
最終ラウンドはさはら.が一気に畳み掛け、えいたを画面端に追い詰めると最後は投げを誘いKO勝利。さはら.の勢いはまだまだ止まらないと感じさせる一戦となりました。
チームスコアが並び延長戦へ。ぷげらとうりょのヴァイパーミラーマッチとなりました。お互いが新キャラ同士で戦うという展開にチャットもコメンテーターも大盛り上がり。試合はヴァイパーの持つ高火力の殴り合いの様相を呈しましたが、うりょのヴァイパーがキャラの攻略面でぷげらの一歩上を行きます。
勝負どころでのコンボ火力が高いうりょがぷげらを追い詰め、最後は中足でフィニッシュ。CAGが延長戦を制し、首位のG8S相手に30点をもぎ取りました。



