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Capcom Cup 12のルールが刷新、チケットの価格調整も発表

2025年10月10日、CAPCOM eSports公式はストリートファイター6の世界大会「CAPCOM CUP 12」について、大会形式の刷新を発表しました。また、ライブ視聴チケットの価格調整を検討していることも明らかになりました。

新しい大会フォーマット

「CAPCOM CUP 12」は2026年3月11日から14日にかけて両国国技館で開催されます。

大会は全世界の予選を勝ち抜いた48名の選手が参加し、グループ予選とTOP16で構成されます。このフォーマットはEsports World Cup 2025と同じ形式となっています。

この新フォーマットでは、勝ち進むごとに対戦数と試合の重みが増していく設計となっており、消化試合が発生しない設計になっています。これにより競技性と観戦価値がさらに高まることが期待されています。

グループ予選フェーズ1(3月11日〜13日)
48名の選手が4名ずつ計12グループに分かれ、3試合先取(BO5)のダブルエリミネーショントーナメントを行います。ウィナーズで突破した12名は、3月14日のTOP16決勝トーナメントへ進出します。一方、ルーザーズで突破した12名は予選フェーズ2へと進みます。
グループ予選フェーズ2(3月13日)
フェーズ1でルーザーズを突破した12名が、3名ずつの4グループに分かれて総当たり戦を行います。試合は3試合先取(BO5)。各グループで1位となった計4名の選手が、TOP16決勝トーナメントへの出場権を獲得します。
TOP16(3月14日)
予選フェーズ1でウィナーズを突破した12名と、予選フェーズ2でグループ1位となった4名の計16名が、5試合先取(BO9)のシングルエリミネーショントーナメントで優勝者を決定します。

ライブ視聴有料化をめぐる経緯

9月28日の東京ゲームショウ2025で開催されたステージイベント「重大発表アリ!『CAPCOM eSports』日本×韓国スペシャルマッチステージ」にて、「CAPCOM CUP 12」と「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2025」の情報が発表されました。

このイベントではプロレスラーのケニー・オメガ氏のスペシャルゲスト出演や、大会のメインビジュアルなどが公開されました。同時に、3月14日と15日の決勝戦のライブ視聴有料化、また無料配信はその翌週になることも告知されました。

これまで無料で視聴できたカプコンカップが有料化されることに対し、国内外のファンやプレイヤーから批判の声が上がりました。有料化の理由が明かされなかったことや、発表がステージに登壇した選手を通しておこなわれたことなども、批判の理由となりました。

また、一部のプロゲーマーからは、ライブ視聴が有料化されることで大会の視聴者が減少し、『ストリートファイター6』の盛り上がりに歯止めがかかるのではないかと懸念する声も聞かれました。

価格調整の検討を発表

そんな中、10月10日、CAPCOM eSportsの公式Xアカウントは、ファンからの意見を確認した上で、ライブ視聴チケットの価格調整の検討をおこなっていることを発表しました。

10月下旬を目途に、ライブ視聴チケットの新しい価格設定に加えて、有料化の背景や意図について改めて発表される予定です。

「CAPCOM CUP 12」と「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2025」の会場観戦チケットの抽選販売受付は、10月10日より開始されています。