CPT2025 WW Japan #2 ひびきがウメハラを破り初優勝!
10月5日、Capcom Cup 12への出場権をかけたワールドウォーリアー日本大会の第2回が開催されました。スーパーリージョナルに指定されている日本では、全5回の大会のうち最もポイントの高い3大会の合計で1位となったプレイヤーがCapcom Cup 12への出場権を獲得します。
1700名超のエントリーで大荒れの展開
第2回大会には1700名以上の国内プレイヤーが参加し、トーナメントは序盤から波乱の展開となりました。激戦を勝ち抜きTOP8に残ったのは、ウィナーズ側にウメハラ、Meg5、さうたむ、ひびき、ルーザーズ側にさはら.、カワノ、Jr.、ヤマグチという顔ぶれです。SFLで活躍するトッププロから今勢いに乗る若手プレイヤーまで、バラエティーあふれるメンバーが揃いました。
中でも注目を集めたのは、大舞台での久しぶりのTOP8進出となったウメハラです。ファンや視聴者の期待も高まる中、TOP8の順位がワールドウォーリアーのポイントレースに直結するとあって、各プレイヤーの熱の入り方も違います。普段は行わない大胆な選択肢や、ガードされたら負けという局面でのリバサSAなど、会場は大いに盛り上がりを見せました。
レジェンドvsリリー使いの星、頂上決戦
そして、グランドファイナルへと駒を進めたのは、レジェンド・ウメハラとリリー使いの星・ひびきです。ウィナーズで勝ち残ったウメハラは3先で1度勝利すれば優勝、ルーザーズ側のひびきは3先で2回勝利する必要があります。
ウィナーズファイナルでもこの両者は対戦しており、その時はウメハラが勝利していました。グランドファイナルでひびきがどのように戦術を変えてくるかに注目が集まります。
グランドファイナル1セット目では、ひびきが終始ペースを握る展開となりました。リリーのコマ投げと打撃の択を巧みに使い分け、ウメハラの堅い守りを崩していきます。ひびきは3-1でウメハラに勝利し、ルーザーズ側のハンデをリセット。次の3先で勝利した方が優勝という状況になりました。
極限の緊張、フルセットの結末
リセット後のグランドファイナルでは、ウメハラが対応力を見せます。ひびきの垂直ジャンプに対して高い精度で前大Kを合わせ、手痛いダメージを与え続けました。ひびきもリセットした勢いそのままに攻め続け、一進一退の攻防が続きます。
試合はとうとう2-2のフルセットフルラウンドへ。最終ラウンド、どちらもワンタッチで勝負を決められる極限の緊張状態となりました。しかし、最後はウメハラを画面端に追い込んだひびきがEXスパイアからSA2を炸裂させ、ウメハラに勝利。WW日本大会#2の覇者となりました。
ポイントレースの行方、次戦は10月26日
この結果、ひびきは50ポイント、ウメハラは40ポイントを獲得し、残り3回のワールドウォーリアーに向けて有利な位置につけました。今大会終了時点でポイントレース上位は、ひびき(55pt)、GO1(50pts)、どぐら(40pts)、ヤナイ(40pts)、ウメハラ(40pts)となっています。
5大会終了時、ポイント1位のプレイヤーがCapcom Cup 12への出場権を獲得し、2位以下8名で地域決勝を行い、その優勝者も出場権を獲得します。第3回大会は10月26日に予定されています。






