追加キャラクター「C.ヴァイパー」が10月15日に配信決定
カプコンは2025年9月24日、『ストリートファイター6』のYear3追加キャラクター第2弾として「C.ヴァイパー」を10月15日16時に配信すると発表しました。同時にゲームプレイトレーラーも公開され、東京ゲームショウ2025での試遊も予定されています。
7年ぶりの復活を果たすC.ヴァイパー
C.ヴァイパーは2008年の『ストリートファイターIV』で初登場した潜入捜査官のキャラクターです。某諜報機関に所属し、自身のプロジェクト用に追加データを収集する任務を任された秘密工作員として活動していました。『ストリートファイター6』では偽名でSiRNの研究ディレクターとして活動しながら、元シャドルー関係者の処理も担当しています。
声優は園崎未恵さんが続投し、『ストリートファイター6』でもお馴染みの各種ガジェットを駆使した戦闘スタイルが健在です。今作ではさらにパワーアップして、他のキャラクターにはない独自のドライブゲージ活用システムも採用されています。
3つの属性を駆使したテクニカルな戦闘スタイル

C.ヴァイパーは電気・炎・衝撃波の3つの属性を持つガジェットを使用します。1つ目の電気属性「サンダースラップ」は手袋に仕込まれた装置から電撃を放つ技で、強度により移動距離や角度が変化し、強版は対空技として優秀な性能を持ちます。ドライブゲージを1本消費して「トレースコンビネーション」と呼ばれる追撃に派生させることができ、攻撃前にフェイントをかけることも可能です。

2つ目の炎属性「バーニングキック」は特殊装置を仕込んだシューズから炎を放ちながら前方に跳びかかる技で、移動距離はボタンの強度により変化します。空中でも使用可能で、弱版は真下に落下し、中・強版はジャンプの勢いを保持したまま攻撃するため、めくり攻撃や遠距離からの奇襲に有効です。

3つ目の衝撃波属性「セイスモハンマー」は手袋に仕込まれた振動ガジェットで地面に衝撃波を走らせる技で、お馴染みのフェイントにも対応しています。
新技「セービングフォース」とドライブシステムの活用

『ストリートファイター6』では新技「セービングフォース」が追加されました。この技は前方に防御バリアを展開し、アーマー効果によって攻撃を吸収できます。ボタンホールドで複数攻撃を防ぎ、ボタンを放すことでキック攻撃へ派生します。
また、ホールド中に前方ステップで動作をキャンセルすることも可能で、『ストリートファイターIV』の「セービングアタック」に着想を得たものと考えられます。
「ハイジャンプ」はドライブゲージを1本消費することで通常よりも高い軌道でジャンプする技で、下入力直後に上方向を押すことで発動します。ニュートラルの時や足払い以外の通常技、セイスモハンマーからも発動可能で、独自のドライブゲージ活用システムの特徴を活かした戦闘が展開できます。
スーパーアーツ(SA)
C.ヴァイパーのSA1「バウンサーステップ」は、ガジェット能力を限界まで引き出した後に攻撃する技で、発動後は一定時間ドライブゲージを消費せずにハイジャンプや派生技を繰り出せます。バーンアウト状態でも有効ですが、1回繰り出すと残りのタイマーがすべて消費されるという制約があります。
SA2の「ミッションオーバー」は、すべてのガジェットを駆使して視覚的にも華やかな演出を見せる技で、発動時は完全無敵があり、追い詰められた場面での切り返しやコンボの締めに組み込むことができます。
SA3の「アンラックリジェクター」は勝負の明暗を分ける大技で、確実に大ダメージを与えるために倒し切りや逆転の一手として使うのが効果的となるでしょう。
同時配信されるコラボコンテンツと入手方法

C.ヴァイパー配信と同日の10月15日には、発売30周年を迎えた『かまいたちの夜』シリーズとのコラボコンテンツがワールドツアーモードに追加されます。誰でも無料で体験できる特別なエピソードとして新しいシチュエーションが用意されています。また、ザンギエフのOutfit4「メカザンギF」も同時配信され、メタルバンド「Cavalera Conspiracy」とのコラボによるオリジナルBGMも予定されています。
C.ヴァイパーはファイターコインで単体購入するか、「Year3キャラクターパス」または「Year3アルティメットパス」所持者には自動配信されます。また、C.ヴァイパーのOutfit2は『ストリートファイターIV』でお馴染みのビジネススーツと赤い三つ編みが特徴的なデザインで、ワールドツアーで絆をMAXまで深めるか、ショップからファイターコインで購入できます。
東京ゲームショウ2025のカプコンブースでは、リリースに先駆けてC.ヴァイパーの試遊が可能となっています。

