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スト6のレジェンド到達キャラ分布が話題に

スト6のレジェンド到達キャラ分布が話題に

8月5日にサガットがリリースされて以降のランクマッチにおけるレジェンド到達キャラの分布が@AlietteFayeさんによって公開され話題となっています。今回のデータはプレイヤーのキャラ選びの傾向を浮き彫りにするもので、現在の環境を考える上で興味深いものです。

舞が最多、強キャラが上位を占める

データによると、レジェンド到達者が最も多いキャラは37人の舞でした。舞はリリース当初から「最強キャラの一角」と言われてきましたが、その評価を裏付ける結果となっています。続いて30人のベガ、26人のキャミィ、JPとなっており、上位はほとんどが強キャラとされる顔ぶれで占められています。

先日行われたEsports World Cup 2025では、優勝したシャオハイが舞とベガをメインに使用していました。いかに強いキャラを選ぶかという点も格ゲー界では重要なスキルとされています。

豪鬼の後退とサガットの健闘

一方で、かつて最強キャラと呼ばれた豪鬼は17人にとどまり、上位からは後退した形となりました。舞の登場によって豪鬼の強みが発揮しづらい状況になっているとも考えられ、プレイヤーの選択にも変化が生まれています。環境の変化はキャラの価値を大きく左右することを示す典型例と言えるでしょう。

新キャラクターのサガットは、リリース直後であるにも関わらず23人がレジェンドに到達しており、好調なスタートを切っています。

新キャラは調整の影響を受けやすく評価が定まるまで時間がかかることが多いのですが、今回の数字はトッププレイヤーの多くが積極的にサガットを選んでいることを物語っています。今後の大会でもピックが増える可能性が高く、注目の存在となりそうです。

下位キャラと格闘ゲームの魅力

下位に目を向けると、エレナが10人、リリーが9人、A.K.I.が8人と、使用者が少ないキャラも存在します。これらは現状では環境に恵まれていないとされますが、アップデート次第で評価が一変する可能性を秘めています。特に調整が入れば一気にプレイヤー人口が増える例も過去には見られました。

ただし、ランクマッチにおける分布は必ずしも大会成績と直結するわけではありません。強キャラ以外を使いこなして好成績を収める選手も少なくなく、そこに格闘ゲームの奥深さがあります。キャラクター愛やプレイヤーの技術力によって、tierの壁を超えることができるのも魅力のひとつです。